書 名 | 生物から見た世界 |
作 者 | ユクスキュル(J.v)・クリサート(G)/日高敏隆・野田保之訳 |
出版社 | 思索社 |
シリーズ | - |
【抄・序】 |
【目次】 |
【本文】 |
p248 動物の生活の中では、いろいろな事物は意味の担い手となっている。つまりそれらの事物は、この担い手がこのような可能性と現実とを示すことによって、動物の生活の中で「色々な役割」を演じているのだ、とユクスキュルは推論し、その自然研究から生物を理解する上での一つの見方とした。そして彼のこの見解は、十九世紀の自然科学において、ある場合にはすっかり忘れ去られ、ある場合には非科学的なものとして生物学上の論述の範囲からは追放されてしまった。 |
【後記・他・関連書】 |
【類本】 |