書 名 | 和鋼風土記 |
作 者 | 山内登貴夫 |
出版社 | 角川書店 |
シリーズ | 角川選書-076 |
【抄・序】 |
【表紙解説】 タタラと呼ばれる日本古来の製鉄法によってつくられた鉄鋼は、高度に発達した現代の冶金技術をもってしても、とうてい再現ができないほどすぐれたものであるといわれている。 タタラ師という職人集団によるこの技術は、遠くすでに鎌倉時代には完成していた。だが、それを伝承したいわばその集団の長たる村下の役が、一子相伝の世襲であったため、技術公開の機会は現代にいたるまであり得なかった。 本書は、その秘法解明のため、昭和44年、わずかに残る出雲のタタラ師と現代最高の科学者の手によって、見事なしとげられたタタラ製鉄復原の感動的なドキュメントである。 |
【目次】 |
【本文】 |
【後記・他・関連書】 |
【類本】 |