書 名 | 縄文土器 |
作 者 | 小林達雄 |
出版社 | 至文堂 |
シリーズ | 日本の美術-145 |
【抄・序】 |
【目次】 |
【本文】 |
縄文土器が最初に記録されたのは、元和9年(1623)のことである。 即ち、津軽藩の『永禄日記』に曰く、 元和九癸年正月元日。天気能。 二日弘前下鍛冶町火事候。 近江澤御城築之事相止、此所城下相成候はば、亀岡と申可由。此所 より奇代之瀬戸物掘り出し候所也。 其形皆々かめの形にて御座候。大小御座候へ共、皆水を入るかめに て御座候。昔より多く出でる所也。昔何々沢にて此かめ多く土中に 有之事不相知候。其名を取て亀ヶ岡と申候也。又青森近在之三内村 に小川在、此川より出候瀬戸物大小共に皆人形に御座候是等も訳知 れ不申候。 |
【後記・他・関連書】 |
【類本】 |