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書 名サルトル(水いらず他)アラゴン(パリの神話他)
作 者サルトル・アラゴン/伊吹武彦他訳
出版社河出書房新社
シリーズ世界文学全集第1集-46

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【抄・序】


【目次】
サルトル
p1…水いらず(伊吹武彦訳)
p37…汚れた手(白井浩司訳)
p157…部屋(白井浩司訳)
アラゴン
p187…パリの神話(佐藤朔訳)
 p189…現代神話のための序文
 p194…オペラ座横丁
 p277…ビュット・ショーモンの自然感情
 p341…農夫の夢
p355…殉教者の肖像(白井浩司訳)
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p419…年譜
p433…解説(白井浩司・佐藤朔)

【本文】
パリの神話
p350
ヘーゲルは事実にたいして有力な重要性をみとめるということさえしなかった。事実は客体のうちにあるのではなく、主体のうちにある。事実は時間に応じてのみ、言いかえれば、言語に応じてのみ存在する。事実はひとつのカテゴリーにすぎない。しかしイマージュは、ただ、事実から形式を借りるだけである。なぜなら、精神はイマージュを事実の外で考えることができるからだ。〜

p351
人間がめざすのはポエジーである。
特殊なものについてのみ、認識はある。
具象についてのみ、ポエジーがある。
狂気とは、抽象と普遍との、具象とポエジーにたいする優越である。



【後記・他・関連書】


【類本】
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