書 名 | スカートの下の劇場 |
作 者 | 上野千鶴子 |
出版社 | 河出書房新社 |
シリーズ | - |
【抄・序】 |
【目次】 |
【本文】 |
p73 日本では、大体1960年代が洗濯機の普及の時期ですが、今の四十歳代以上、五十代六十代の男性たちが、昔のいわゆるデカパンからブリーフに替えさせられたのがその頃です。しかもそれを毎日替えるように妻に要求されるになったのも大体その頃。この世代の人たちに「子供の頃にパンツを毎日取り替えましたか」ときくと、男も女も「ノー」と答えます。下着を毎日取り替えるという観念は、どうやら洗濯の頻度と深い関係があるようです。 p78 女の子たちが夢みたいにいろいろなパンティに魅かれる気持ちは、ほんとうはナルシシズムそのものです。 |
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【類本】 |