書 名 | 問題別レーニン選集-3-労働組合論-上- |
作 者 | レーニン/全集刊行委員会 訳 |
出版社 | 大月書店 |
シリーズ | 国民文庫_133a |
【抄・序】 |
【目次】 |
【本文】 |
p142 現代の制度は、事態がこのうえなく平穏にはこんでいるときでさえ、つねにまた不可避的に数知れない犠牲を労働者階級に負わせる。他人の富をつくりだすために一生涯あくせく働いている幾千、幾万の人が、飢餓と絶えまない栄養不良とのために死んでいき、ひどい労働条件や、こじきのような住宅環境や休養の不足からおこる疾病によって、早死にしている。 p143 ところが、好況に入れかわって恐慌がやってきた。商品は工場主の手からさばけていかず、彼らの利潤はへり、破産の数はふえ、工場は生産を縮小し、労働者を解雇している。 p168 いかにもわれわれの運動は、実際に幼年期にある。だから、できるだけはやく成人するために、それは、自然発生性への自分の拝跪によって運動の成長を妨げるような人々にたいして、ほかならぬ偏狭の精神を身につけなければならないのだ。闘争のあらゆる決定的な局面をすでにとっくの昔に体験してきた老人を気どるくらい、こっけいで有害なものはない!と。 |
【後記・他・関連書】 |
【類本】 |