書 名 | 死の味-下- |
作 者 | ジェイムズ(P.D)/青木久恵 訳 |
出版社 | 早川書房 |
シリーズ | HPB-1501 |
【抄・序】 |
【目次】 |
【本文】 |
【後記・他・関連書】 |
(裏表紙解説) 不可解なのは、ベロウン卿の行動ばかりではなかった。 彼の周辺でも謎めいた怪死事件が続いて起っていたのだ。 彼の前妻は、彼が運転する車に乗っていて事故死、母親付きの看護婦は、妊娠中絶後に自殺、そして臨時雇いの家政婦は後妻の誕生パーティーのさなかに溺死していた。べロウン卿の死とともに再び捜査線上に浮かびあがったこれらの事件に、今回の事件を解く鍵が秘められているのだろうか? そして、浮浪者ハリー・マックはどう絡んでくるのか? 従兄弟と情を通じているらしいベロウン卿の妻、出奔して左翼活動家の許に走った彼の娘、売れない俳優で身持ちの悪い義兄…… 複雑に絡み合う名門の人問関係に分け入ったタルグリッシュが展開する推理とは? 徴密に構成されたプロット、現実味溢れる人物・舞台設定、広がりのあるテーマ−− 現代本格ミステリに新たな地平を拓くと絶賛を博した話題のベストセラー! <著者紹介〉1920年生れ。62年に『女の顔を覆え』でデビュー。 『ナイチンゲールの屍衣』『黒い塔』でCWA貰受賞。 他に女探偵コーデリア・グレイの登場する『女には向かない職業』等。 |
【類本】 |