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書 名古代遺跡の旅
作 者金達寿
出版社サンケイ新聞出版局
シリーズディスカバー・ジャパン・ブックス-01

memo
【抄・序】


【目次】


【本文】
p46
「高麗」または「狛」とは、百済、新羅などとともにあった朝鮮三国時代の高句麗のことである。又、いまも朝鮮の江原道春川にある新羅の牛頭山と曽尸茂梨とは、これはもと同義語である。曽尸茂梨の尸は助詞であるから、これは曽茂梨ということで、つまり牛頭というのを朝鮮語で訓読みにすると、ソモリ(牛頭=曽茂梨)となる。
したがって、新羅の曽尸茂梨からきたものとされている素盞嗚尊のことを、牛頭天王ともいっているのである。
しかし、曽尸茂梨の曽茂梨とは新羅のソホル(徐伐)から出た朝鮮語ソウル(京・都)のことである。したがってまた、素盞嗚尊というのは新羅の都であった慶州からきたものであるというのが、いまではほぼ定説となっている。

p51
京都市内には高句麗系のそれと見られる高良神社が十二ほどある。




【後記・他・関連書】


【類本】
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