書 名 | モーゼス・ヘスと観念弁証法の諸問題 |
作 者 | ルカーチ(G)/良知力・森宏啓二訳 |
出版社 | 未来社 |
シリーズ | 社会科学ゼミナール-56 |
【抄・序】 |
【目次】 |
p5…1.真正社会主義と革命的知識人 p11…2.ヘーゲル哲学における二律背反の問題 p28…3.ヘスにおける理論と実践の分離 p42…4.ヘスとフォイエルバッハ p55…5.直接性への硬直と倫理的ユートピア p64…6.ヘーゲル弁証法の基本性格 p79…7.マルクスの挫折せる先行者として p91…訳者あとがき(良知力) |
【本文】 |
p13 ヘスその人はつねにスピノザ主義者であると自認していたにもかかわらず、〜 p18 歴史的現実の対象諸形態が思想的にア・プリオリな方法でみいだされる場合にはつねに、現実はその究極の核心において非合理的なものとして、これらの諸カテゴリーからたんに「方法論的」につかみうるものと考えられねばならないか(後期シュリング)、さもなければ、理性と現実、カテゴリーと歴史、ア・プリオリな形式と経験的な素材がなんらかの方法で統合され、互いに「和解させ」られねばならないか、どちらかだからである。 |
【後記・他・関連書】 |
【類本】 |