書 名 | ファッショ的統制経済 |
作 者 | 長守善 |
出版社 | 日本評論社 |
シリーズ | 新経済全集-11 |
【抄・序】 |
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【目次】 |
p1…第1章ファッショ的統制経済の意義 p7…第2章ファッシズムの統制経済 p116…第3章ナチスの統制経済 p229…参考文献 |
【本文】 |
p7 ファッシズムの本質が何であるかは一言にしては尽し難い。ムッソリニによればそれは我が民族的存在の根底に於て、ひしひしと押し迫り来るところの民族の根深かき必要の迸りであると云われてゐるが、それだけでは充分に把握しがたいものがある。ファッシズムは何よりも、個人主義的自由主義とマルクシズム的社会主義の反対論として起こったものである。 〜 此のイタリアニタこそは国民の全部であり、本質であり、国民的統一の理念であり、イタリア祖国の神話である。 |
【後記・他・関連書】 |
【類本】 |