書 名 | レーニン論 |
作 者 | ルカーチ/渡辺寛 訳 |
出版社 | 青木書店 |
シリーズ | 336 |
【抄・序】 |
【目次】 |
p4…凡例 p5…はしがき(1924年2月、ウィーン) p7…一、革命の現実性 p14…二、指導的階級としてのプロレタリアート p28…三、プロレタリアートの指導的政党 p48…四、帝国主義−世界大戦と内乱− p76…五、武器としての国家 p92…六、革命的現実政策 p117…訳者あとがき 訳注 |
【本文】 |
p80 階級全体のこの組織は、――それが欲しようと欲しまいと――ブルジョアジーの国家機構にたいして闘争せざるをえない。ここには、プロレタリア的評議会がブルジョア的国家機構を解体するか、それともブルジョア的国家機構が評議会を虚妄の存在へと堕落させ、そうすることによってそれを死滅させることに成功するか、どちらかである。ここには選択はない。 p83 したがってすべての少数支配は、支配階級を集中し、そして統一的−緊密的行動に適合させ、そして同時に被抑圧階級を解体し、分裂させるような方法で、社会的に組織されている。 |
【後記・他・関連書】 |
【類本】 |