| 書 名 | じゃじゃ馬 |
| 作 者 | ブラウン(カーター)/田中小実昌 訳 |
| 出版社 | 早川書房 |
| シリーズ | HPB-0731 |
| 【抄・序】 |
| 【目次】 |
| 【本文】 |
| 【後記・他・関連書】 |
| (裏表紙解説) パイン・シテイの郡保安官事務所のアル・ウィーラー讐部は、突如、市警の殺人課によびもどされ、失踪事件の捜査を命じられた。 失踪したのはリリー・ティールという若い金髪女で、ある夜近くのドラッグストアヘ買物に行ったきリ帰ってこない。 もう一週間以上にもなるのであるいは殺されているのかもしれないが、それにしても死体が見つからないのはおかしい。 いったい彼女はどうなっているのか調べてほしいというのである。 ウィーラー警部はリリーが勤めていたウェアリング宝石店にいき、そこで興味ある話をきかされる−− マスコミの王、マーティン・グロスマンの秘書がリリーに熱をあげていたというのである。 この話にくいついたウィーラーは、ただちにグロスマンをたずねた。 が、グロスマンはウィーラーを冷たく追いかえしたばかリか、この失踪事件の捜査を打ち切るように地方検事に圧力をかけたのだ。 そればかりではない、彼はリリーの姉ロイスを手先に使ってウィーラーを誘惑させ、それがまんまと成功すると、ウィーラーを婦女暴行罪で訴えたのである。 そのためウィーラーはブタ箱にぷちこまれ、殺人課をクビになった! が、これぐらいでへこたれるウィーラーではない。 彼はグロスマンがこの失践事件の犯人だとにらみ、ある夜ひそかにグロスマン邸に忍び込んだ。 そしてそこに見たのは……裸のまま個室に監禁されているリリーだった! |
| 【類本】 |