書 名 | 紫の火花 |
作 者 | 岡潔 |
出版社 | 朝日新聞社 |
シリーズ | - |
【抄・序】 |
【目次】 |
【本文】 |
p322 私たちは、根底から知っていることは何一つない。人は大抵そのことを知らないだけである。ところが、その一切のものに説明を与える本が一冊だけある。仏教の本であって、 山崎弁栄上人著 『無辺光』 ここに説かれていることを仮定すると、理性界の一切、科学、芸術、宗教等が悉く説明できて、少しも矛盾しないようである(この本は今は絶版になっているが、ぜひ再版してほしい) 他の人たちの著書を挙げると、 『正法眼蔵』、『芭蕉連句集』、『三冊子』(何れも岩波文庫)、『リーマン全集』。 私はこれらの書が存在することは、文化の奇蹟であると思っている。 |
【後記・他・関連書】 |
【類本】 |