書 名 | 英語発達小史 |
作 者 | ブラッドリ(H)/寺沢芳雄訳 |
出版社 | 岩波書店 |
シリーズ | 青659-1 |
【抄・序】 |
p3…(凡例より) 1.本書は、英国の英語学者・辞書編纂者ヘンリ・ブラッドリ(Henry Bradley)(1845−1923)の代表的著作である原題The Making of English (Macmilan & Co.Ltd.1904)をシメオン・ポッター(Simeon Potter)(1898−1978)による改訂版(Macmilan & Co. Ltd.1968)により全訳したものである。 3.英語の時代区分Old English(700−1100),Middle English(1100−1500),Modern English(1500−)の訳語は、それぞれ古期英語、中期英語、近代(または現代)英語を用いる。 |
【目次】 |
p3…凡例 p5…はしがき(改訂版)シメオン・ポッター p7…はしがき(初版)ヘンリ・ブラッドリ p13…第一章 序論 p31…第二章 英語文法組織の成立 p89…第三章 英語に対する外国語の影響 p121…第四章 英語の造語法 p171…第五章 意味の変化 p225…第六章 英語形成の貢献者 p253…第七章 英語の拡張 p275…第八章 英語の現在と未来 p307…参考書目抄 p311…訳者注 p327…解説 逆p1〜p16…人名・地名・事項索引 逆p17〜p38…語句索引 |
【本文】 |
p105 英語におけるラテン語の借入の仕方には、多少独特なところがある。フランス語ではラテン語形容詞を借入する際、通例その対格の語尾を落としたままの形で取り入れる。ところが英語は不思議にこの方法を嫌い、形容詞語尾を明示的にもつ語はそうするが、それ以外の形容詞はラテン語起源の接尾辞-ous,-al,-anのいずれかを附加して取り入れるのがふつうである。 |
【後記・他・関連書】 |
【類本】 |